ジェットスターの最低価格保証で航空券を予約しようとしたら、英語でする羽目になったのでまとめてみます。他航空会社との比較ではなく、旅行会社で売っているジェットスターの航空券で最低価格保証を申し込みました。
国際線の最低価格保証の解説になります。旅行会社を使用した国内線の最低価格保証の解説はこちら。
ピーチ・バニラエア・エアアジアとの最低価格保証の解説はこちら。
※本記事で予約した便は欠航しました。
ジェットスターの最低価格保証とは?
他航空会社・旅行会社のWeb価格より高い場合、チャットでその旨を使えると、比較先の他航空会社・旅行会社より10%引きの値段で航空券を売ってくれます。
条件等は公式サイトに書いてあります。特に国際線だと日本語サイトが必須となるため、それなりに厳しいです。
最低価格保証で申し込んだ便
GK12 台北(桃園)→成田 1:55発 6:20着という深夜便です。
ジェットスターが2,798台湾ドル、Trip.comのジェットスター便が2,727台湾ドルのため、最低価格保証で航空券を予約しようとしました。
こちらがジェットスターの公式サイトです。2,798台湾ドルと書いてあります。
こちらがTrip.comです。同じジェットスターの便が2,727台湾ドルで販売されています。
旅行会社との最低価格保証の条件ですが、安ければなんでも適用してくれるわけではなく、以下の非常に厳しい条件があります。(jetstar.comより引用)
- 一般向けに販売されており、オンライン上で購入可能な状態にあること。
- jetstar.comと旅行会社サイトに掲載のフライトが完全に同一であり、必要な追加料金、燃油特別付加運賃、諸税を含めた価格であること(支払手数料等は除く)。
- 大人、子供それぞれの搭乗者数が同一であること。
- 同一日時のフライトであること。
- 便名が同一であること。
- エコノミークラス「Starter」運賃であること。
※ジェットスターの他の運賃タイプは比較対象外:「Starter Plus」運賃、「Starter Max」運賃、「Starter FlexiBiz」運賃、ビジネスクラス「Business」運賃、「Business Max」運賃 - 直行便の片道運賃であること。
- 比較対象価格が、会員限定の運賃やカンタスポイントの運賃でないこと。また無償運賃でないこと。
- 日本語*のウェブサイトで購入可能であること。
*ジェットスター航空(JQ)に関しては英語、ジェットスター・パシフィック航空(BL)においては英語またはベトナム語、ジェットスター・アジア航空(3K)については英語または中国語のウェブサイトも対象。 - チャットにてご連絡いただいた時点から、該当するフライトの出発時刻まで7日以上あること。
- 比較対象の他社ウェブサイトから直接購入が可能であること(さらに外部サイトへ転送される場合は対象外)。
おそらく一番難しいのは「日本語のウェブサイトで購入可能であること」だと思います。
最低価格保証の申込方法(日本語の場合)
最低価格保証のページに「ライブチャットを開始する」とあるので、ここでチャットを開始できます。
※日本語対応は9:00~21:00です。深夜に開始するセールで最低価格保証をしたい場合は英語なら可能です。
手順を説明していきます。
①「ライブチャットを開始する」をクリック後、最低価格保証の対象条件に関する質問に答えます。
旅行会社との最低価格保証なので、「他社価格がジェットスター価格より安いことが確認できるウェブサイトのアドレス」に「その他」を選択し、航空会社名を入れずにTrip.comのURLを入れます。
②入力フォームで「送信」をクリックすると、チャットが始まります。入力フォームが対応していないため、チャットで旅行会社との最低価格保証を申し込む旨を伝える必要があります。
③最低価格保証が通れば、注意事項の説明の後に決済となるのですが、通貨が台湾ドルであることを理由に断られてしまいました。中国語HPか英語HPで申し込めとのことです。台湾発の航空券台湾ドルで売っておきながら酷いと感じました。
最低価格保証の申込方法(英語の場合)
気を取り直して英語で最低価格保証を申し込みます。以下のサイトで「Apply now」をクリックして申し込みます。
①最低価格保証の対象条件に関する質問を英語で答えていきます。電話番号の入力は、090-1234-5678であれば、「Other」を選択し、番号のところに「9012345678」と入れれば大丈夫です。+81はチャットの担当者がつけてくれます。
②入力フォームを終えると、チャットが始まります。旅行会社との最低価格保証を申し込む人は英語圏でも少ないのかわかりませんが、競合他社のフライトを教えてくれと言われました。そこで、競合他社のフライトではなく、旅行会社との比較である旨を伝えると、適用可能との伝えられました。
③荷物を追加するかどうか、住所、運賃規則を読んで同意するかどうかを聞かれるので答えていきます。
④フライトの便と価格を伝えられ、予約するかどうか聞かれます。値段が変動したのでしょうか、2,727台湾ドルの1割引である2,454.3台湾ドルだと思っていましたが、2,425.5台湾ドルの請求となりました。ラッキーです。
⑤支払いページのURLを提示されるので、アクセスし、カード番号を入力して支払いを行います。英語での最低価格保証は支払手数料(165台湾ドル)が取られてしまいました。なので、支払金額は2590.5台湾ドルとなりました。
⑥支払い後、すぐに旅程表メールが来ました。英語で予約したのにも関わらず、日本語でメールを送ってくれました。ありがたいです。
英語の最低価格保証の申込で疑問に思ったこと
バウチャーの発行は無かった
最低価格保証のページに、「If you’re in Japan, we’ll send your difference and 10% reduction as a voucher, which you can use now or on a future booking.」とあるので、10%分のバウチャーを発行してもらえると思ったら、発行されず、10%引きの価格を運賃として購入することになりました。
支払手数料が取られてしまった
日本語の最低価格保証だとなぜか支払手数料が不要ですが、英語では取られてしまいました。国内線の支払い手数料は600円なので、6,000円以下の航空券相手に最低価格保証を申し込むと逆に高くなってしまいます。
まとめ
ジェットスターの最低価格保証ですが、
- 海外発のGK便では日本語チャットでの最低価格保証の適用は不可
- 英語チャットで最低価格保証を適用すると支払手数料が取られる
- 英語チャットでの最低価格保証はバウチャーの発行は無い
でした。
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