キャリア(docomo・au・softbankなど)で買ったAndroid(SIMロック解除済)に入れる台湾のSIMを選ぶときは注意が必要です。今度台湾に行く用事があるため調べてみました。
SIMカードの料金はまた後日掲載します。
キャリアで買ったAndroidは対応バンドが少ない
以下のようにキャリアで買ったAndroidは対応バンド(周波数)が少ないので注意が必要です。
※iPhoneは気にする必要がありません。ただし、iPhone6Sや7だと最近登場したバンドには対応していない点は把握しておく必要があります。
・docomo機の対応バンド一覧
・au機の対応バンド一覧
・softbank機の対応バンド一覧
値段だけでSIMを選ぶと繋がらないかもしれない
台湾のSIMカードの業者(4G対応)は、5つあります。
・中華電信
・台灣大哥大
・遠傳電信
・亞太電信
・台灣之星
5つの会社の対応バンドを調べてみました。2018年12月31日で3Gが終了のため、4Gのみの掲載です。
台湾の公的機関による周波数についてのページはこちらです。
※比較のためiPhone7と3社のXperiaXZとも加えています。
対応バンド (4G回線) |
700MHz Band28 |
900MHz Band8 |
1800MHz Band3 |
2100MHz Band1 |
2600MHz Band7 |
2600MHz Band38 |
中華電信 | ● | ● | ● | ● | ||
台灣大哥大 | ● | ● | ● | |||
遠傳電信 | ● | ● | ● | ● | ● | |
亞太電信 | ● | ● | ● | |||
台灣之星 | ● | ● | ● | |||
iPhone7 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
Xperia XZ (Softbank) |
● | ● | ● | |||
Xperia XZ (au) |
● | ● | ● | |||
Xperia XZ (docomo) |
● | ● | ● |
※700MHz(Band28)・900MHz(Band8)
・・・プラチナバンド。地下や高い建物の周りなどでもつながりやすい。速度は少し遅め。
1800MHz(Band3)・2100MHz(Band1)・2600MHz(Band7)
・・・高速帯域で、快適に使うにはこれに対応してほしい。
地下や高い建物の周りなどでは繋がりにくいこともある。
2600MHz(Band38)
・・・高速帯域で、快適に使うにはこれに対応してほしい。
地下や高い建物の周りなどでは繋がりにくいこともある。
日本でWiMAX 2+で使われているバンド。
キャリアで買ったXperia XZを台湾へ持っていく場合、
Softbankは中華電信がベター
auとdocomoは台灣大哥大と遠傳電信がベター
となります。
逆に亞太電信はSoftbank・au・docomoともプラチナバンドのみ使用可となるため、快適に使用ができない可能性があります。
iPhoneであれば台湾の周波数に全て対応しています。
※周波数だけで考えており、各社の元々の繋がりやすさ等は考慮していません。
台湾でSIMカードを買うときは周波数も意識しよう
iPhoneを持っているのであればiPhoneを使ったほうがいいです。SIMカードの選択肢が増えます。
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